瀬戸内の旅ー渡辺 篤編

  • 2010.04.28 Wednesday
  • 19:53
 加古川を後にして姫路から山陽道を西へ
渡辺さんの工房は瀬戸内海の小島が手に取れるような海辺ににありました。



遠くに水島コンビナートが見えています。
魚釣りがご趣味というのは正解でしょう。
本当に周りには海しかありませんでしたから。
ここで子供の頃は走り回っていたんですと話してくれました。



そして、手作りの穴がま
いかにも陶工の工房という雰囲気です。




緋襷という模様をつけるのは藁を巻き付けるという事は知っていましたが、藁を巻いたままの器は普段目にする事がないので、珍しくて写真に写しました。

この藁が燃焼する時に藁のアルカリと粘土の鉄分が化合して作る模様が緋襷です。
藁が灰色になって落ちるくらいに焼くのがコツだそうで藁に火がついてはいけないのだそうです。

なんだか、難しそうですねえ。
こういう制作途中の窯風景やお話を深くお聞きできるのもギャラリーの役得ですね。
楽しい瀬戸内の旅でした。

瀬戸内の旅ー橘美穂編

  • 2010.04.27 Tuesday
  • 16:25
 春の協奏曲の搬出で加古川と倉敷にご縁が出来て、早速行ってきました。

まずは加古川の橘美穂さん
山陽自動車道の三木インターから行くものと思っていたら、ナビに阪神高速に連れ込まれて、大阪市内の渋滞に巻き込まれてしまいました。
それでも凡そ、2時間半で到着。
住宅街の一角にあるご実家に工房がありました。

工房の机の上には橘さんの作品の中で今回私が気になっていたた洋ナシの蓋物が制作の途中の姿で並んでいました。



skogでは階段そばのガラスケースの右端に大人しく収まっていましたが、お声がかかりませんでした。
洋ナシのモチーフが可愛いので気にはなるのですが、少しインパクトが薄いかなーというのも正直な気持ちでした。
ところが、今机上にあるものはすごいインパクト。うーん残念



外側模様と内側模様です。



内側の模様がすごく素敵でした、既にご売約済みのとの事で今回は断念。

それから美穂さんが毎日遊びに行くというギャラリー集さんで近江八幡、尾賀商店さんの村井賢治さんが器の工藤和彦さんと二人展をされているという事で一緒に行きました。

このギャラリーは現代長屋風建物の中にあり、外からではギャラリーとは分かりません。



右端のトネリコの植木が目印です。


1Fの展示風景 ワンルームとテラス



2Fの展示 ワンルームにロフト付き

とてもユニークな造りで作品は座って拝見する事になります。
美味しいお茶なんぞを頂くとお尻が長くなります。
村井さんは近江八幡からこちらに向かっているとの事でしたが、私は倉敷までの旅を残しているのでお先に失礼しました。
集のオーナーさんが村井さんにご連絡して下さいました。
村井さんは「skogさんに行きたいと思って電話をしたけれど、お休みしていますと言われたんですよ」とおっしゃっていました。

そういえば今年は、出かけてばかりでしたからね。
そして、今日も出かけていますのでねえ。
出会えませんねえーなかなか。

春の協奏曲 作家紹介 橘 美穂

  • 2010.04.14 Wednesday
  • 21:41

 

立花さんは加古川で作陶されています。

ご本人のコメントは

観る人も使う人も心躍るような作品になればいいなと思いながら、
自身も楽しんで制作しています。

 

写真はコメントの通りに心躍る作品です。
一輪挿しのこの作品にはどんな花が似合うのでしょう。

今まで思ってもみなかった組み合わせの活け方が浮かんできそうではありませんか。
花器に誘発されて思いがけない才能が発見できるかもしれません。





そして、この器には何を盛りましょうか。
雲母が混ぜられた赤色は渋く抑えられ、しっとりとした肌は手のひらにしっくり馴染みます。
薄く作られた器は軽く、両手にすっぽりと治まる大きさです。

沢山の器をお持ちの方にも一目置かれる器です。
是非お手にとってお楽しみください。


橘  美穂 

 

プロフィール

1977 兵庫県出身 

2000 大阪芸術大学 工芸学科陶芸コース 卒業

2002 多治見市陶磁器意匠研究所 卒業

 

主な陶歴

2003 女流陶芸展 入選

陶林春窯(岐阜・多治見)にて個展

2004 クラフトデザイン2004多治見 銀賞

2005 朝日現代クラフト展 入選

国際陶磁器フェスティバル美濃 入選

ギャラリー宙(岐阜・市之倉さかづき美術館)にて『寿ノ器展』

2006 織部の心作陶展 大賞

朝日陶芸展 入選

ギャラリー栗本(愛知・名古屋)にて個展

2007 ギャラリー宙(岐阜・市之倉さかづき美術館)にて『雛まつりの器展』

ギャラリー陶九六(兵庫・加古川)にて二人展

2008 ギャラリーたち花(東京・田園調布)にてグループ展

ギャラリーヴォイス(岐阜・多治見)にて『今のうつわこれからのうつわ展』

2009 大丸京都店 美術工芸品売場にて個展

ギャラリー香綵(大阪・豊中)にて四人展

ギャラリー集(兵庫・高砂)にて個展

2010 ギャラリーskog(滋賀・大津)にてグループ展 (4月中旬予定)

    



春の協奏曲 作家紹介 稲葉周子

  • 2010.04.13 Tuesday
  • 19:54

稲葉さんは、星野玄さんの奥様です。
周子と書いてチカコと読みます。
以前にもこのブログに書きましたが、私は片口や急須の類が大好きで、引き出しいっぱい並べて時々その引き出しを開けては楽しんでいます。
その割りに普段使いは決まってしまうのですが。

その私がひきつけられたのが周子さんの急須。
テーブルの上に乗せておいたらさぞかし食卓周りが引き締まりそう。
ひとつは持っていたい急須です。

今日の写真はTea Set です。
ポットのぽってりとした腰の辺りがなんとも言えずいい感じです。




生活のやきものを作っています。
末永く楽しんで使っていただけるように心がけて制作してい ます。

とコメントを寄せられました。

今回はアクセサリー(リング、ペンダント、ボタン 等)も出品予定です。

この企画を依頼した時に星野さんは「稲葉は忙しそうなので本人に聞かなければご返事しかねます」という事でした。
稲葉さんにそう伝えると、フフフ・・と笑って「もう少し、忙しくてもいいんですけれど」と頼もしいご返事を頂いてその瞬間に私は周子さんのファンになりました。

稲 葉  周 子   INABA Chikako プロフィール

1974 神奈川県横浜市生まれ

1996 武蔵野美術大学短期大学部デザイン科 卒業

2001 多治見市陶磁器意匠研究所 修了

-2007 岐阜県多治見市内で制作活動

    その後、滋賀県大津市に工房設立

<個展>.

2001 陶林春窯(ミニ個展)/岐阜県 多治見

2003 多治見市PRセンター/岐阜県 多治見

2005 1/2 SHELF/東京 南青山

2007 ギャラリーのび/東京 東村山

       ギャラリーcafé日向堂/東京 祐天寺

2008  Gallery WEARME/東京 玉川学園前

      ギャラリーcafé日向堂/東京 祐天寺

2009  GALLERY 219/東京 目黒

       Gallery WEARME/東京 玉川学園前

<その他>

2001- グループ展・うつわ店・公募展等で作品を発表

 





春の協奏曲 作家紹介 星野玄

  • 2010.04.12 Monday
  • 18:49
 

春の協奏曲は星野さんご夫妻と「かんじる比良 作家の仕事展」の出会いから始まりました。

会場となった福田寺の茶所にお二人の白磁が並べられてそのスタイリッシュな器に見とれてしまいました。

星野玄さんのご両親(星野暁さん、星野佳代子さん)にはskogの初めての企画展「滋賀の作家展」で大変お世話になりました。
玄さんは和邇にお住まいで時々skogに顔を出して下さるのですが、寡黙な方でお話しするきっかけは去年のかんじる比良までありませんでした。

お人柄は礼儀正しい誠実な方。
この企画までに何度か連絡をしましたが、素早くきちんと返してくださる方です。
焼き物は大胆なフォルムですが下地には緻密な計算がなされた上の事でしょう。

プロフィール
1973年  京都府八幡市生まれ

1996年  奈良教育大学中学社会科卒業

2003年  岐阜県多治見市陶磁器意匠研究所修了

      岐阜県土岐市にて制作

2007年  滋賀県大津市に工房設立

 

現在に至る

<個展>

2004年  INAXガレリアセラミカ新宿(東京)

その他、美濃陶磁展/多治見市産業文化センター(岐阜)、

    盤展/ギャラリー数寄(愛知)、

    「掌の造形」美濃カナダ交流陶芸展/ギャラリーオー工房(岐阜)、

    春を活ける/三越恵比寿店1Fクロスイー(東京)

    かんじる比良2008/大津市歴史博物館・木戸コミュニティセンター

    かんじる比良2009秋〜作家の仕事展/福田寺(滋賀)

などの企画・グループ展に参加

<公募展>

2002年  第6回国際陶磁器展美濃

 

2010年は以下の予定(4月現在)

  3914     星野玄・稲葉周子 陶展/画廊ぐれごりお(京都)

  41620    春の協奏曲展/gallery skog(滋賀)

  424530   フタのある形Part2展/GalleryVOICE(岐阜)

  52661   個展/大丸京都店6F美術工芸品売場(京都)

今年の上半期はスケジュールが詰まっている状態の中、新作を作っていただきました。
その一部をご紹介いたします。



七寸皿です。パスタやカレー皿、サラダを盛ったり…といろいろと使え ます。



香合です。使う時は写真のようにふたを開けた状態で使用していただき ます。幅8cm程。




 

春の協奏曲 作家紹介 渡辺 篤(岩谷窯)

  • 2010.04.11 Sunday
  • 21:56
湖西の桜が満開になりました。
昨日、今日は海津大崎へ向かう車でR161は大渋滞いです。
skogの隣の桜も満開になりましたが、今年は企画展を1週間先に伸ばしましたのでひっそりと咲いていました。
折角咲いたのに一寸可哀想でした。




今日から多治見の仲間を順番にご紹介していきます。
トップバッターは倉敷からご参加の渡辺 篤さん

プロフィール

1977年

 岡山県倉敷市生まれ

1999年

 名古屋芸術大学 美術学部彫刻科 卒業

  〃

 大阪芸術大学非常勤副手勤務

2005年

 多治見市立陶磁器意匠研究所修了

  〃

 岩谷窯にて作陶開始 父渡辺節夫に師事 

2006年

 陶芸家島田幸一氏に出会い 青瓷の試作を開始

ご本人から自己紹介


渡辺さんから自己紹介の楽しいメールが届きました。

私は、倉敷市でも瀬戸内海に面した海岸沿いに住み仕事場もそこにあります。私が育った土地ですが、過疎が進み、子供の同級生は一人しかいません。自動販売機はありますが、動いていないんですよ。

 

薪の窯を焚くので、こういった環境はむしろ仕事がしやすいように思います。私は、焼きあがったうつわを長く観ていても飽きないものを作りたいです。観るたびに使うたびに発見があるような、変化があるようなうつわです。

 


なので、土や長石などは購入せず、自分で調達します。そのほうが不均一で表情がでます。備前は焼締めた肌が使うたびにしっとりして来ます。青瓷は貫入が少しづつ増し、表情を変えていきます。そんなところが好きです。

 

普段は、釣りに行くことばかり考えてます。西空を見たり、気圧図をよんだり、潮を調べたり。。 海の中は表層しか見えませんからイメージが大事と良く思います。




窯焚きも経験からくるイメージが大事と思います。まだまだ経験が浅いので思うように焼く技術はありませんが、窯の中をイメージして窯出しをする。これがとてもワクワクするような期待感があって止められません。

 

もちろん、作っているときは、美しいカタチ・使い易いカタチを考えてます。



現在、父である岩谷節夫氏に師事して備前焼を、島田幸一氏に師事して青瓷試作を開始しました。

実は青瓷の杯を拝見した時は、老成した気難しい作家さんかと想像していたのですが、普段は魚釣りのことばかり考えている若者だと分かって私がホッとしている次第です。

今回は備前焼と青瓷の作品を出展されます。



春色衣展ー5

  • 2009.04.03 Friday
  • 23:41
春色衣展に池端まち子さんはTシャツを初出展されます。
京都大丸、手芸売り場でコサージュの先生をされていますので、ご存知の方も多いと思います。

ひとつづつ丁寧に手作りされたコサージュは全部違う作品に仕上がります。
この方はどれほどの布をお持ちでしょう。
多分分類するのも困難なほどの布が方々の引き出しにしまわれている事でしょう。
池端さんが最近Tシャツを作っていると高橋さんからお聞きして、あのコサージュの池端さんのTシャツを見てみたい。
直ぐにお願いして今回の企画展に間に合わせていただきました。

池端さんからは「少ししか出来ませんけれど」と言われていますが、いつも精一杯頑張って下さる方ですから安心をしています。

そしてガラスのアクセサリーの渡部綾子さん。
渡部さんは池端さんのご紹介で去年の11月に初めてお会いしました。
ご本人は優雅でおしとやかな方です。
作品にはすっかり魅了されました。
ガラスの重なりが創る色の美しさ、デザインの斬新さ。
チョーカーやブローチ、イヤリングが30点既に搬入されています。
渡部さんは大変な売れっ子で東京、大阪のデパートからのオファーにおおわらわだそうです。
流石にデパートのバイヤーさんはお目が高い。

今回の企画展は春らしい明るい色の作品が揃っています。
作家さんはやはり三月先を見通しておられるんですね。
昨年の作品とはガラリと変わった作品をお楽しみ下さい。




春色衣展ー4

  • 2009.04.02 Thursday
  • 21:38
昨日までは春色衣展に初めて参加される作家さんをご紹介しましたが、今日はおなじみの高橋とみこさんをご紹介します。

高橋さんは一昨年、お母様の遺作と義姉さまと3人展をskogで開催して以来のお付き合いです。
skogが器以外の展覧会をするようになったキッカケの展覧会です。
お母様が編み物世界の草分けのような方でしたので手の込んだ作品が並びました。
義姉様もそして高橋さんも20代では既に編んでいたのですからン十年の大ベテランばかり3人展でした。
skogのお客様は、大層お目が高いのですが、高橋さん親子の作品は大人気でした。
その後何度も高橋さんの作品はskogに並び、お客様に愛され続けています。
丁寧なお仕事と柔らかいお人柄が受け入れられているのでしょう。

今年の2月は高橋さんと一緒にバリ島に行きました。
企画展の前なので作品が間に合うのかしらと心配をしながらでした。
ところが高橋さんは、編み物は何処でも出来るからと、編棒と糸をご持参でした。
私がバタバタとブログを更新する頃、彼女は一日の疲れを編み物で癒しているのです。
どんなに疲れても編み棒を持つと無我の境地になり身も心もほぐれていくのだそうです。
空港の長い待ち時間も絶えず編み続け、帰る頃には1枚が仕上がりました。

「おしゃれは我慢です」と教えてくれたのも彼女です。
季節より3ヶ月は先を行くファッションには付いていけない私に「我慢ですよー」とは思いがけない言葉でした。
寒い時に春のファッションは、やはり我慢をしているんだー。
納得できましたが、未だに私は我慢が出来ていません。



庭の花たち

雨の日は大掃除

  • 2008.11.24 Monday
  • 18:12
年末が近づくと大掃除の計画を立てるのが私の慣わしになっている。
何も寒い時に頑張らなくてもと、頭の中はささやきかける。
それも夏、真っ盛りの頃に思う。
この暑い時にする事もなかろうと思う間もなく、紅葉、落葉して庭もすっかり冬支度を済ませてしまった。
頃合いを見て窓ガラスを磨く。
本当は今日のような雨の日がいいらしいが寒いのは困る。
ガラスが綺麗になったので今日は床暖房に座り込んで引き出しの大掃除をしている。
まあ、出てくるわ出てくるわ不要書面ばかり。
大半をシュレッダーにかけていくと雨もまた楽しいでした。

これから寒い日が続くと思いますが、比良の雑木林の散歩をかねてskogへお立ち寄り下さい。
薪ストーブがお迎えします。
家人がクリスマスディスプレーに励んでいます。

ドイツのローテンブルグ
イギリスのデパート ハロッズ
フィンランド、ノルウエー、ウイーン等々で集めてきました。

ギャラリーの作家さん−2

  • 2006.09.29 Friday
  • 17:51
Gallery Skogのオーナーらしいブログが書けないのが悩みです。
好き勝手に書いていた私が急に宣伝ぽく、なおかつ優しくしとやかな女性と勘違いされるのも抵抗があり、去年と同じ調子で続けています。
同じ季節には同じ事を考えているものだと過去ログを読み返し、なんら進歩のない日常を反省し、毎日更新の苦しみの中Skogの作家さんのご紹介で一日を埋めようとしています。

今日はガラス作家の川北成彦さんをご紹介しましょう。

彼とは長い縁で、つまり生まれたときから知っている関係です。
彼のご両親は私たちの仲人で私たちは彼の仲人です。
気がつけばガラス作家になっていた人です。

毎年新しい挑戦をするので、何時見ても新鮮なフォルムであったりカラーであったり感動を与えてくれる作家に成長してくれました。
現在、奈良ガラス工房の新倉さんの元で制作しています。
春日大社近くの五風舎さんでも作品はご覧になれます。
ガラス器は飾ってみたり、器に使ってみたり用途が広く、それが求められる理由のようです。
確かに、ガラス製品は光の通る窓辺に飾ると輝きを増して幸せ気分に浸らせる魔法の力を持っています。

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